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日本の皆様へ:豚インフルエンザを予防するには、マスク着用の効果は低いのである。これはWHOの発表でも明らかであり、日本の各メディアでマスクの推薦は、十分な裏づけがあるとは言えないだろう。

世界保健機関(WHO)及び米当局の米疾病対策センター(CDC)は、マスク着用に関するガイドラインを発表しており、いずれも「どちらかというとマスク着用を推薦しない」との立場だ。主な理由は、マスクを正しく使用しないと逆に危険だからである。CDCによると、インフルエンザの症状が出ている者に対して、一人じゃない時や公共の場にいる時などはマスクの着用を推薦しているが、それ以外のケースについてはあえて「マスクの着用や呼吸装置の使用を推薦しない」としている。オバマ大統領なども言うように、よく手を洗ったり、うがいをしたり、セキをするときは袖で口を防いだりすることで十分らしい。

一方、WHOのサイトをそのまま引用すると「気分が悪くなければマスクを着用する必要はない。患者の面倒を見ている方は、その患者に近くなるときのみマスクを着用し、接触した後にすぐマスクを廃棄し、手を良く洗ってください。気分が悪いときでも出かけないといけないときは、口と鼻をふさいでください。マスクは、いつも正しく使用することが大事。もし誤った使い方をしてしまうと、かえって感染のリスクを高めるのである。」

要するに、日本でみるような、一日中同じマスクを着用し続ける習慣は逆効果ということだ。花粉症対策などでは、マスクの効果はあるようだが、周りの人の顔が見えないなど、社会的デメリットも多いと思う。豚インフルエンザの問題はともかく、日本のマスク文化のメリットがそのコストに見合うのか、疑問を抱かざるを得ない。